コメカミのへこみ、鼻の下の出っ張りについて

コメカミがへこむ、鼻の下が前に出てくる、どうにかしたいとお客さまのご要望がありました。

 

これらは筋肉と骨格の肉体部分で見ると、全身の筋肉が縮みすぎていたり、引っ張られ過ぎていたりして硬直し、骨をずらしてしまっているからなんですね。

 

頭蓋骨矯正やお顔の調整だけでは、持続的な改善はありません。

 

コメカミのへこみは、側頭部の緊張です。

 

側頭部は なぜ硬くなってしまったのか。

 

食い縛りも原因の一つですね。

 

では、なぜ食い縛るのでしょう。

 

ストレスが、、、ではないのです。

食い縛ってしまう身体の使い方をしてしまっているからです。

 

長年してきた身体の使い方、間違って身体操作をしてきた結果、今の顔や身体の骨格バランスになっています。

 

以前は出ていなかったのに、鼻の下が前に出てしまうのは、上顎骨の傾きが関係しています。

 

右と左それぞれ上顎骨があるので、右と左で鼻の下の出っ張り方も違います。

 

鼻の下の出っ張りもやはり、身体の使い方により、出たり引っ込んだりします。

 

施術では、私の誘導で動けていない筋肉を動かしてもらい、筋肉をゆるめて、骨格を調整します。

 

身体、頭蓋骨、お顔の順番で施術していきます。

身体の調整だけでも頭蓋骨やお顔は変わるのですが、身体の動きとのバランスをみて、頭蓋骨矯正していくと、ハチ張りや絶壁、左右の歪みは本当にあったのだろうかと思うほどに本来の頭蓋骨の形に近づいてきます。

 

不具合の出ている箇所をどうにかしようとは思っていません。

 

不具合が出ないよう、身体全部の繋がりが上手く起動するよう、いつでも動けるようにするために施術をしています。

 

結果、それで頭蓋骨やお顔のパズルのピースがはまっていくのです。

 

施術は身体の使い方を変更して本来の身体の使い方を思い出し、ご自身で少しずつ骨格矯正していけるようにするための一つのツールです。

 

そして、私たちの顔や身体は、心、想念がそのまま表れています。

 

心の持ち方、想念が主で、顔や身体が従です。

 

ということは、今までの思考の積み重ねが今の自分。

 

思考の癖は、今すぐに変えるということはなかなか難しいかもしれませんが、自分の内とじっくりと向き合い、何人もいる自分と仲良くすることです。

 

自分の外には答えはありません、内にあります。

 

心と身体は一つです。

ここが離れているとき、顔や身体に不具合としてお知らせがくるんですね。

 

離れてしまった自分を 内の自分は待っています。

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