セラピスト養成講座を受講されていた方の後ろ姿です。
5回にわたる講座の中で、骨格矯正の技術はもちろんですが、
自分で自分の身体・顔を整えていくこと、
自分の身体・顔に深く意識を向けること、
自分の身体・顔は自分で良くすることができること、
顔・身体を変えるには意識が一番大切であること、
などお伝えしました。
自分の身体・顔の立体構造を理解し、整えられないと、当たり前ですが 自分以外のヒトの骨格は読めないし、整えることはできないんですね。
また、骨格がズレていると、エネルギーがうまく回らない。
骨格がズレていても 身体・顔のカタチとして成り立っているのは、筋肉や腱などの内側のサポートがあるからですが、無理してカタチを保っている状態。
骨格を元に戻して、内側に無理させなければ、全ては調和して 無駄にエネルギーを使うことなく心地よい状態で居続けることが出きます。
このエネルギーが回っている状態で、施術をすれば、共振共鳴で相手も影響を受けて骨格の変化が出やすい。
大切なお客様に触れるということは、自分のケアは仕事の一つ。
そのためにも、自分で整えられることは欠かせないですし、自分の骨格が読めれば、相手の骨格は手に取るようにわかります。
受講生さんにも その重要性をお伝えしながら、ご自身でも身体と向き合ってもらい、写真のような変化が出てきました。
素晴らしいと思います。
骨格を整える前は、全体がネジレているために、脚の長さ、骨盤のズレ、背骨の回旋、肋骨がへこみ、頭蓋骨や顔のパーツまでもがバラバラになってしまっており、立つだけでも いろんなところに力が入ってしまっていた。
それが、身体や顔に意識を向けてケアを続けた結果、まだ全体のネジレはあるものの、入れなくてもいい力は抜けて、各関節に必要なだけの体重をかけられるようになり、全体にリラックス感が出たのがよくわかります。
それに伴い、顔に変化が出たのは言うまでもありません。
「こんなお顔をされてたんですね!」とよく言うのですが、本当の顔や身体に出会えると、こちらまでも嬉しくなります。
身体や顔の骨を動かすのは、全然難しくありません。
身体を正しく使う、動かす、それだけです。
つまり、正しく筋肉を使い、骨を感じて動くこと。
これができるようになれば、歪みは解消されて、常に軽く心地よい状態で在り続けることができます。
一時的な変化ではなく、「在り続けること」が大切です。
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